NEWS — お知らせ
デジタル化・AI導入補助金2026、7月21日締切の実態

「AI導入にお金を出す」制度が、今まさに動いている
中小企業の経営者にとって、AI導入の一番のハードルは費用ではなく「何から始めるか」だとよく言われます。ただ実は今、国が用意した後押しの制度が動いている最中です。中小企業庁は、AIを含むITツール導入を支援する制度の名称を「デジタル化・AI導入補助金」に変更しました(中小企業庁)。中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、デジタル化やDX等に向けたAIを含むITツールの導入を支援し、令和7年度補正予算事業から名称を変更しました。
締切と補助率、まず数字で押さえる
第3次締切は2026年7月21日(火)17:00、次の第4次は8月25日です。7/21はもう目前ですが、準備が間に合わなくても次のチャンスがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 最大4/5(80%)、小規模事業者はさらに優遇 |
| 上限額 | 450万円 |
| 対象経費 | ソフトウェアだけでなくPC・タブレット・レジなども対象 |
| 次回締切 | 2026年8月25日 |
補助率(費用のうち国が出してくれる割合)は最大4/5(80%)、上限は450万円です。対象経費はソフトウェアに限らず、パソコンやタブレット、レジ、券売機といったハードウェアなども含まれます。

採択率46.3%のリアルー「出せば通る」制度ではない
ここが中小企業の担当者が見落としがちなポイントです。デジタル化・AI導入補助金2026の1次締切の採択率は、通常枠が43.94%、インボイス枠が46.88%、セキュリティ対策推進枠が72.73%でした。全体では申請6,440者に対して交付決定2,982者、採択率46.3%と、半数以上が不採択となっています。
注意点
- GビズID必須:交付申請には「GビズIDプライム」アカウントが必要です。
- 対象ツールは限定的:生成AIツールであれば自動的に補助対象になるわけではなく、IT導入支援事業者がAI機能を有するツールとして登録・申請したものが対象です。
- 重複申請は減点:過去の交付決定と機能が重複するソフトウェアは不採択になりやすい傾向があります。
中小企業の現場にとって何を意味するか
うちの会社なりの見方をすると、この制度の本質は「生成AIを試す費用を実質2割で済ませられる」という点です。ChatGPTやClaudeのような業務用AIツールを本格導入したい会社にとって、初期費用のハードルが大きく下がります。
現場で使える動き方
- 見積もり前に「IT導入支援事業者」経由でツールが登録済みか確認する
- 8月25日締切に向けて、今月中に事業計画(何を、なぜ導入するか)を固める
- 補助対象は生産性向上が前提のため、「業務時間の削減効果」を数字で説明できるようにしておく

まとめー動くなら今月中
採択率46.3%という数字は厳しく見えますが、逆に言えば準備次第で十分に勝機がある制度です。AI導入を検討している会社ほど、この機会に事業計画を一度きちんと言語化しておく価値があります。Shovel Creativeでは、こうした補助金の活用も見据えながら中小企業のAI導入を支援していますので、どのツールが自社に合うか迷ったときはお気軽にご相談ください。